介護職員初任者研修はどんな資格? 取得方法やホームヘルパー2級との違いまで解説!
更新日時 2021/09/25
「介護職員初任者研修はどんな資格?」
「ホームヘルパー2級とはどう違うの?」
このように、介護の資格を取得して介護業界で働きたいけど、介護職員初任者研修のことがよくわからず、何から始めたらよいのか、どのように勉強したらよいのかと、悩んでいる人も多いでしょう。
今回は、介護職員初任者研修の資格について、概要・講座の選び方、資格の取得方法などをわかりやすく解説していきます。
- 介護の入門的資格である
- かってはホームヘルパー2級という名称の資格だった
- 通信コースと通学コースの2種類ある
- 研修130時間のうち40.5時間は通信受講可、残りは通学が必須
介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)とは
介護職員初任者研修は、介護の基本的な知識やスキルがあることを証明する資格です。以前は「ホームヘルパー2級」という名称でしたが、2013年に制度変更があり、現在の資格に変わっています。
介護の資格取得を目指す人が、最初に取り組むべき資格であり、介護資格の登竜門といってもよいでしょう。
誰でも目指せる資格
介護職員初任者研修は、その名のとおり介護の入門的な資格です。初任者研修を受けることについて、年齢・学歴、事前に取得しておくべき資格や実務経験などの条件は、一切ありません。
介護の初心者でも、介護の仕事で経験を積み重ねてステップアップしていきたいと考えている人でも、誰でも取得を目指せる資格です。
ホームヘルパー2級からの変更点
ここでは、ホームヘルパー2級からの変更点について解説します。
30時間の実習は廃止
ヘルパー2級で必要とされていた介護施設における約5日間・計30時間の実習(ディサービス、訪問介護)は廃止されました。
実習が減った分、スクーリングの時間が増えて、最低でも89.5時間は必要とされました。
なお、実習は介護現場に実際に携わる経験を得られる大事なチャンスですので、任意に開催しているケースもあります。
修了試験が義務付けられる
ホームヘルパー2級では修了試験はありませんでした。これに対して、介護職員初任者研修では、修了試験(修了評価)を行うことが義務付けられています。
ただ、試験と言っても、それまでの授業の基本的な事柄を理解していれば容易に受かるレベルです。万一、不合格になったとしても、追試で合格も可能なので、難しく考えることはありません。
受講科目が追加
初任者研修では「認知症の理解」が受講科目に追加されました。
認知症患者の増加傾向が続いており、介護現場でも、認知症ケアに対応するために介護実践研修などが必要になっています。
カリキュラムは、認知症の基礎をはじめ、盛りだくさんの内容になっています。認知症の利用者への対応方法や介護負担軽減、患者の家族との情報共有・支援などが学習内容として含まれています。
初任者研修に変更された背景
ホームヘルパー2級試験が初任者研修に変更された背景を見ておきましょう。
大きな要因として、ホームヘルパー2級試験の当時は、キャリアパスの仕組みが整っていなかった点が挙げられます。つまり、当時はホームヘルパー2級取得後にどのようにキャリアアップのステップを踏んでいけば良いのかが不明瞭でした。
そこで、介護の仕事で働き続けられる見通しを立てられるように研修体系を見直し、キャリアパスをわかりやすくしたのです。
ほかにも、介護のニーズの変化に対応して、施設での介護や認知症の知識を強化するなどの狙いも、初任者研修に変更された背景として挙げられます。
初任者研修は通信と通学の2種類
初任者研修は、通信コースと通学コースの2種類があります。
通信コースでも通学は必須
通信コースといっても、通信だけでは研修を完結できません。受講時間130時間のうち、通信での講義は40.5時間以内と決められているからです。
残りの89.5時間は通学が必須です。したがって、介護職員初任者研修を受講する際は必ず通学可能な立地の講座を選ぶ必要があります。
通信コースは通信の時間が多いコースで、多忙な人が受講しやすいという大きなメリットがあります。
通学コース
通学コースは、通学して授業を受ける形式です。通学期間や時間帯などは様々です。たとえば、夜間コース、平日コース、土日コースなどがあります。
どのコースでも、トータルで130時間受講すればよいので、自分の都合に合わせて選択するとよいです。早く取得したければ、最短で14日の通学(約1ヶ月間)で取得できるコースもあります。
カリキュラム内容
介護職員初任者研修で学ぶカリキュラム内容については、厚生労働省が以下の表のとおり決めています。
<研修科目及び研修時間数>
科目 | 時間 |
---|---|
職務の理解 | 6 |
介護における尊厳の保持・自立支援 | 9 |
介護の基本 | 6 |
介護・福祉サービスの理解と医療との連携 | 9 |
介護におけるコミュニケーション技術 | 6 |
老化の理解 | 6 |
認知症の理解 | 6 |
障害の理解 | 3 |
こころとからだのしくみと生活支援技術 | 75 |
振り返り | 4 |
合計 | 130 |
研修科目は計10科目で研修時間は130時間です。カリキュラムは、全国共通の内容となっています。
講義と演習があり、介護知識の基本を学ぶことができます。カリキュラムをすべて受講して、修了試験に合格すれば資格を取得できる仕組みです。
初任者研修と実務者研修の違い
ここでは、初任者研修と実務者研修の違いについて説明します。初任者研修は実務者研修とどこが違うのかよくわからず、どちらを受講すべきか迷っている人もいるでしょう。
以下で両者の違いをわかりやすく説明しますので、参考にしてください。
受講時間数が大きく異なる
受講時間は、実務者研修と初任者研修で以下のように異なります。
研修 | 科目数 | 時間 |
---|---|---|
実務者研修 | 20 | 450 |
初任者研修 | 9(振り返り含めて10) | 130 |
このように、実務者研修は初任者研修と比較して、320時間も多くカリキュラム時間が設定されています。
実務者研修の受講科目は、コミュニケーション技術や医療的ケアなど初任者研修に含まれない分野が多数あります。
つまり、実務者研修の方が学習範囲が広く設定されており、介護の専門知識をより深く学ぶことができるのです。
初任者研修は介護福祉士試験の受験資格にならない
一定期間以上の実務経験がある方であれば、実務研修を修了することで介護福祉士試験の受験資格を得ることができます。
一方で初任者研修は、研修を修了しても介護福祉士試験の受験資格には該当しません。
これは2つの研修の大きな違いとなっており、介護福祉士試験を受けてキャリアアップしようと考えているのであれば実務者研修の受講がおすすめです。
実務者研修は修了試験がない
実務者研修は修了試験がありません。スクールで独自に実施することもありますが、義務付けられているものではありません。
一方、初任者研修は研修カリキュラム修了後に必ず修了試験が設けられており、修了試験を受けなければ、資格を取得できません。
ただ、初任者研修の修了試験は必須の義務ですが、学習内容の理解の確認が目的となっているものなので、きちんと復習していれば不合格になることはまずありません。
共通点もある
ここまで見てきたように、初任者研修と実務者研修では違いも多いですが、一方で共通点も存在します。
具体的には、実務者研修の受講科目のうち次の9科目の内容が両方の研修に共通しています。
- 人間の尊厳と自立
- 社会の理解Ⅰ
- 介護の基本Ⅰ
- 生活支援技術Ⅰ
- 生活支援技術Ⅱ
- 認知症の理解Ⅰ
- 障害の理解Ⅰ
- こころとからだのしくみⅠ
- 介護課程Ⅰ
初任者研修の資格をもっていれば、実務者研修を受講する際に上記科目の受講が免除されます。
これにより実務者研修の受講時間が130時間も短縮されるので、研修の負担は大きく削減されるでしょう。
初任者研修・実務者研修はどっちがおすすめ?
初任者研修と実務者研修は、以下で説明するように自身の現状や目的に応じて受講するほうを決めるのがおすすめです。
初任者研修が向いている人
初任者研修が向いている人の特徴は以下の通りです。
- 手軽に介護資格を取得したい方
- 介護の基本知識・スキルをしっかり学びたい人
初任者研修は、受講時間が少なく、費用も実務者研修より5万円ほど安くなっています。時間的にも費用的にも手軽に受講可能で、それほど労力をかけずに資格を取得することができます。
また、初任者研修は入門資格です。ですから、介護経験がない方でも介護の基礎知識・スキルを基本からしっかり学ぶことができます。
学研アカデミーの初任者研修をチェックする!実務者研修が向いている人
実務者研修が向いている人の特徴は以下の通りです。
- 介護福祉士の資格を早く取得したい人
- サービス提供責任者になりたい方
実務経験ルートで介護福祉士資格試験を受けるためには、実務者研修の受講修了が必要です。介護初心者でも実務者研修を受講できるので、早く介護福祉士資格を取得したい方は、実務者研修から始めることがおすすめです。
また、実務者研修の資格を取得することでサービス提供責任者になることができます。サービス提供責任者は介護事業所に配置が義務付けられている需要が高いポジションとなっているので、こちらの仕事を目指すなら実務者研修の受講がおすすめとなります。
初任者研修取得のメリット
初任者研修は多くの取得メリットがあります。
以下では、主なメリットを紹介します。
キャリアスタートの資格として最適
介護関係の資格は、初任者研修から実務者研修、介護福祉士、そして認定介護福祉士へとステップアップすることができます。
段階的に資格を取得することにより、できる仕事の範囲も次第に広がっていきます。
まずは初任者研修を修了して資格を取得し、介護職としてのキャリアを積みながらステップアップしていけるのは、大きな魅力です。
資格手当で給料アップも狙える
厚生労働省の「令和2年度介護従事者処遇状況等調査結果」によると、介護の資格の有無や種類によって以下のように給料に差があることが分かっています。
資格 | 平均月収 | 平均年収 |
---|---|---|
無資格 | 275,920円 | 3,311,040円 |
初任者研修 | 301,210円 | 3,614,520円 |
実務者研修 | 303,230円 | 3,638,760円 |
介護福祉士 | 329,250円 | 3,951,000円 |
初任者研修の取得者は無資格の人より月収で25,290円、年収で303,480円ほど給料が高いです。給料の違いの主な要因は初任者研修の資格手当です。
資格手当の効果は、パートでも同様に享受できるので、給料面のメリットは大きいものがあります。
活躍の幅は広い
初任者研修の資格を持つことで、幅広い業務を担当することができます。
例えば、利用者の自宅を訪問して、掃除・洗濯・調理などの「生活援助」や、入浴・食事・通院などの「身体介護」を行うことができます。
活躍の場は訪問介護だけでなく、施設介護にもあります。初任者研修は実践的な実技演習もあるので、学んだことをそのまま現場でも活かすことができます。
また、病院や診療所で医師や看護師の指示のもとに、患者の食事の準備・車いすへの移乗などを援助する院内ヘルパーとしての勤務も可能です。
さらに、百貨店やホテルなどでの高齢者サポート、地域のボランティア活動などでも活躍できます。
介護職は将来性が高い
介護のニーズは増加を続けており、介護従事者は2025年には約35万人の不足になると見込まれています。
慢性的な「人手不足」の状態で、介護職への期待は今後さらに高まるでしょう。
このような状況の中、初任者研修の待遇改善などの取り組みも進んでいます。介護の資格は、取得しておくと将来的に役に立つことが期待できる資格です。
実際、現在は介護以外の業務に従事している人でも、今のうちに資格をとっておいて将来介護の仕事に就こうと考える人もいます。
利用者からの感謝は何にも代えがたい
介護の仕事の魅力の一つが、利用者とのふれあいです。
利用者と向き合うときは、コミュニケーションに気を使い、動作にも心配りをして、真摯に接することが大切です。
人と接する仕事ですから、難しい場面や大変なことも時にはあります。しかし、そのような仕事の合間に、利用者から心に残る感謝の言葉をかけてもらえることもあります。
利用者からの感謝は何にも代えがたいものであり、介護の仕事ならではの大きなやりがいを感じられる瞬間です。
学研アカデミーの初任者研修をチェックする!初任者研修の修了後に行える仕事とは?
研修を修了して初任者研修資格を取得すれば、主に「身体介護」「生活援助」の2つの仕事を行うことができます。
身体介護の具体的内容
まず身体介護の具体的内容としては、主に以下のものが挙げられます。
仕事 | 具体的な内容 |
---|---|
食事介助 | 個人の状況に合わせて、食事をうまく食べられるよう摂食介助を実施。嚥下体操や口腔体操や口腔ケアを行うなど利用者の食前・食事・食後の食事環境をトータルでサポートする |
衣類の着脱 | 着替えは身体機能の低下を防ぐうえでも重要な動作なので、自分でできる部分は本人にしてもらい、本人ができない部分を介助 |
排泄介助 | トイレへの誘導・排せつの手伝い・おむつ交換など。排便の有無・においや状態・下着の汚れなども確認 |
入浴介助 | 自力入浴が難しい人の介助。全身洗浄のほか、洗顔・洗髪・足のみなどの部分浴、身体の清拭などを行う |
移動・移乗介助 | 食事・トイレなどの際の、起きる・座る・立つ・歩くなどの移動・移乗を介助。本人の移動能力の把握、身支度や車いすの状態も確認し安全に移動・移乗できるよう配慮 |
体位変換 | 自力では体の位置の変換が難しい人の介助。褥瘡(床ずれ)や感覚麻痺を防止するため、長時間同じ姿勢にならないように体位変換を介助 |
このほかにも「起床・就寝介助」や「服薬介助」などがあります。
生活援助の具体的内容
生活援助の具体的内容としては、主に以下のものが挙げられます。生活援助は日常生活の手伝いが目的で、基本的に相手の身体には触れません。
仕事 | 具体的な内容 |
---|---|
洗濯 | 入居者が使った服の洗濯やその後の収納作業まで行う |
掃除 | 高齢者の住環境の清掃。訪問介護では、訪問先に応じた方法で、掃除・水拭き・整頓などの清掃を実施 |
食事準備 | 訪問介護では、食材準備・料理・後片付けまでを援助。利用者の好みや状態に合わせ、栄養バランスの良い食事を用意 |
通院介助 | 高齢者の通院の付き添い。車の乗降介助、診察券の提出など受診手続きも手伝う |
買い物代行 | 買い物が困難な高齢者に代わり、必要な日用品を購入 |
このほかにも「薬の受け取り」や「ベッドメイク」などがあります。
そのほかにも仕事の幅は広い
初任者研修を修了すると、以上の仕事のほかにも幅広い仕事ができるようになります。たとえば、介護タクシードライバーや訪問ヘルパーとしても働くことが可能です。
介護タクシードライバーとして活躍できる
介護タクシーは、要介護者の移動をサポートするだけでなく、ドライバーが要介護者の乗車の介助も支援します。
介護タクシードライバーとして働くためには、初任者研修以上の資格が必要です。
また、運転免許も当然ながら必要であるため、その点には注意してください。
訪問ヘルパーとして働ける
訪問ヘルパーは、自宅で暮らす要介護者の日常生活を援助するのが仕事です。要介護者宅を訪問して、「身体介護」と「生活援助」の両方を1人で行います。
1人で要介護者の状況に応じた対応をする必要があるため、訪問介護には初任者研修以上の資格が必要です。
学研アカデミーの初任者研修をチェックする!費用・料金はどれくらい?
初任者研修資格を取得するためには所定の講座を必ず受講しなければならないので、費用がどのくらいかかるかは大事なポイントになります。
初任者研修の費用はスクーリング会場の立地などによって異なりますが、相場は約64,000円になります。これを1つの目安として検討することをおすすめします。
お得なキャンペーン料金もありますので、あらかじめチェックしておきましょう。
一般教育訓練給付金制度の有無もチェック
初任者研修講座では、受講費用が一般教育訓練給付金制度の対象になることもあります。
この制度は、厚生労働大臣が指定する講座を受講した場合に、支払った受講料の20%(最大10万円)が支給される制度です。
支給対象者は、雇用保険の加入期間条件(初回は1年以上、2回目以降は3年以上)を満たしている人です。
安い初任者研修は注意が必要
少しでも安い費用で受講したいと考える方もいらっしゃるかと思います。しかし、あまりにも費用が安い講座は、サービス面や経営面の不安・リスクがある場合もあります。
一方、研修の実績が豊富でブランド力もある講座は費用が高めになります。それでも、サービスの質や経営面の危惧は少なく、安心感を持てる講座が多いです。
このような点にも注意して、納得できる講座を選びましょう。
初任者研修のスケジュール・受講期間
初任者研修は、通信講座の受講だけで修了できるわけではありません。スクーリングが制度上研修修了の必須要件となっています。
ですから、スクーリングの日程はあらかじめしっかりと確認しておく必要があります。
スクーリングの開講日が、自分の都合の良い日や時間帯と照らし合わせて問題ないか、確実に通学できるかをチェックすることが大事です。その上で、受講する講座を検討しましょう。
また、受講期間の目途を付けておくことも大事となっており、一般的には3~4か月、最短で1か月が目安になります。
初任者研修の講座選びのポイント
ここでは、初任者研修の講座選びのポイントを紹介します。
スクーリングの立地
繰り返しますが、介護職員初任者研修はたとえ通信コースでも一定のスクーリングは必須であるため、スクーリングの立地は外せないポイントです。
自宅や勤務先の近くに通いやすいスクーリング会場があるかを確認しておく必要があります。その際、スムーズに通学できるかの確認も必要です。
具体的には、電車利用であれば駅からの近さ・運行間隔など、車の場合は駐車場の有無や料金などもチェックしておくことをおすすめします。
サポート体制
サポート体制も要チェックです。受講中だけでなく、研修修了後のサポートも重要です。
特に以下のサポートの有無は、ぜひ確認しておきましょう。
- 就業先の紹介などの就職サポート
- 受講できなかった講座の振替制度
- 受講時外の質問対応
中でも就職サポートは、多くの方にとって重要なサポートとなります。
特に講座運営者の関連施設への優先的紹介などは、研修後のキャリア内容が見えて安心感が持てる魅力的なサポートです。
学研アカデミーでも資格取得後の就労支援を行なっているので、初任者研修を通じて転職やキャリアアップを図りたい方はぜひチェックしてみてください。
学研アカデミーの初任者研修をチェックする!実績
スクールの実績も、もちろん欠かせません。実績を測る1つのバロメーターは、受講者の満足度です。客観的な調査は難しい面もありますが、口コミなどとあわせてチェックしてみるとよいです。
他にも実際の受講者数、講座開設者の事業経営歴なども確認しておきましょう。スクールに対する信頼度が高ければ安心して受講できるので、研修効果も期待できます。
おすすめの初任者研修講座
初任者研修はスクーリングが必須ですので、通い難い立地の場合は、費用が安く評判が良くてもおすすめできません。通いやすい立地を最優先にして、自分が住んでいる地域で講座を見つけたほうがよいでしょう。
もし関東圏にお住まいなのであれば、学研アカデミーの介護職員初任者研修をおすすめします。
学研アカデミーなら通信講座を開講しているので、週1回の通学+通信講座で忙しい方でも効率よく研修を進めることが可能です。
さらに資格取得後に学研ココファン(学研グループの介護施設)で就労する場合は受講料が全額キャッシュバックされるので、就職サポートを受けつつ無料で講座受講が可能となっています。
会場は東京・神奈川・埼玉にあるので、関東圏にお住まいの方はぜひお近くの会場をチェックしてみてください。
学研アカデミーの初任者研修をチェックする!修了試験(修了評価)についても知っておこう
介護職員初任者研修の修了試験は1時間程度で、スクールが定めた日程で実施されます。出題内容はスクールによって異なりますが、原則32問以上・各科目から1つ以上の出題が求められています。
ですから、スクールによって試験内容が大幅に違うことはありません。難しい試験ではありませんので、安心して受験してください。
試験項目・試験時間などの基本情報は、次の表のとおりです。
項目 | 時間 |
---|---|
試験日・時間 | 1時間(カリキュラム修了後実施) |
出題数 | 32問以上(各科目から1問以上) |
出題形式 | 選択式または記述式 |
合格基準 | 100点満点で70点以上※埼玉県など75点以上の自治体もあります。 |
繰り返しますが、この試験は受験者をふるいにかけるものではありません。知識やスキルが一定のレベルに達しているかを確認することが目的で、難易度は低めです。
しっかり講義を聞いて真面目に取り組めば、難なく合格できる試験です。
介護職員初任者研修についてまとめ
- 手軽に介護資格を取得したい人、介護の基本知識・スキルをしっかり学びたい人向き
- 講座選びはスクーリングの立地・サポート体制・実績がポイント
- 資格取得で活躍の幅は広がり、給料アップの可能性も高まる
介護職員初任者研修資格について、概要、取得方法などを解説しました。初任者研修資格を取れば、訪問介護でも施設介護でも活躍の場は広くあります。
学研アカデミーでも介護職員初任者研修を開講しているので、関東圏にお住まいの方はぜひチェックしてみてください。
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